表題の本(asin:4334032915)、読み終えました。思っていたよりずっと読みやすく、また解りやすい本でした。ものの見方が変わった……かはわかりませんが(できれば変えていきたい)、「こういう見方があるのか」ということに気付くことができただけでも、読んだ甲斐はありました。会計の本ということで会社経営などをしていないと役立たないかとも思ったのですが、個人レベルでも十分ためになる本だと思います。
節約は絶対額で考える、といった辺りは耳が痛かったです。確かにチリなんて積もらせても山になんかならないのだ。節約して貯金しようというのなら、高い買い物ほど抑えなければ意味が無い。それくらいは考えなくても自明であるのに、電化製品はスペック重視で高額なものばかりに手を出しているという矛盾。自分は結構危険なタイプのようです。いまのうちにこういうだめな部分を見直していかねば……。