閑古鳥

オールドプログラマの日記。プログラミングとか病気(透析)の話とか。

社内ブログ

結局これといったネタが思いつかず、社内メーリングリストに対しては何もしていません。廃れる理由が解った気がするよ!

それはさておき、最近は社内ブログというものが流行っているようですね。その名の通り、社内で運用するブログ。社員がブログを書いて、社員同士で参照し合う。内容はさまざまで、日報に利用するところもあるそうです。そこに気になる内容があればブログのコメント機能やトラックバック機能を利用して、コミュニケーションを取り合う。

コメントなどを使用したコミュニケーションは、メールと違って 1 対 1 のやり取りをしているときでもそのやり取りが公開されるため、他の人がその流れを見ることもできるし、また横から意見をすることもできる。これ、面白いかも。

社内ブログに関する記事。「やり取りが公開される」というのは、メーリングリストでも同様ですが、それに対するアンチテーゼが、下の記事では言及されています。メーリングリストはメールの送信者が選択した相手にしかその内容を見ることができないという問題がありますが、ブログの場合は全てが公開されているため、見たい人なら誰でも見ることができるという利点があるとのこと。なるほど。しかし、逆に自発的にブログを見に行かなければならない、というのはブログと言う概念がない人にとっては面倒に思えるかもしれませんね。

流行り物好きな自分はうちの会社でも導入したら面白いんじゃないか、と無責任に思ったりもしたわけですが、しかし互いに関連のない仕事をしている人達同士で社内ブログを運営するメリットは果たしてあるのかどうか。大半の人は初回の更新すらしないであろうことは想像に難くないし。

と思っていたらチーム単位でブログを書く、という考え方もあるそうで。 404 Not Found。そうか、特に同じ業務に携わっている者同士でなければならない、ということはないんですね。個々のチームの作業内容を報告しあう場、というのをブログと言う形で用意するというのは手かもしれないなあ。現状年 1 度の全体会議でしかその場はないわけですが、その発表の場も時間は数分 (個人の場合は 1 分!) しかなく、到底人に理解してもらうなんてことは不可能です。そういう状況にあるから、給与などの査定をする側の人間が各社員の業務内容をろくに理解していない状態で査定をしてしまうことに対する不満が社内に渦巻いている (かどうかは知らないけれど) 現状があるわけで、それを多少改善するひとつの手段となりうる、かもしれない。

「流行ってますね」とだけ書くつもりだったのだけれど、書いている間に少し提案する価値があるかもしれない、と思うようになってきてしまいました。問題は、仮にこれを自分が提案してみたところで、どれだけの人が関心を持ってくれるかと言うことか……。