久しぶりにハードカバーのミステリを読みました。帯の煽りに釣られて買ってみたのですが、「絶対に見破れない」とありましたが察しのいい人なら十分先読みできたのではないかと思いますが、自分はミステリもあまり考えずに読むので楽しめましたが。展開は早くてハードカバーですがテンポ良く読めます。視点がころころ変わるのは賛否あるみたいですが自分は気になりませんでした。
ただ後半の展開が中途半端というかぶっ飛んでるのと二番目の事件の謎が解決できてないのは気になるところ。密室をどう作ったかはわかるんですけどあれ、発覚した時点でわかるんじゃないかなぁ。オチも救いがないというか、ミステリなら謎解きでカタルシス得られればいいのかもしれないけど、うーん。
作中に普通にインターネットなどが取り入れられていて、作中にGoogleMapとかヤフオクが普通に出てきて、知っているとにやりとしてしまいました。
- 作者: 遠藤武文
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/07
- メディア: 単行本
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