閑古鳥

オールドプログラマの日記。プログラミングとか病気(透析)の話とか。

血液検査の結果の可視化

公開するつもりがないのであまり意味の無い日記なんですが、ともあれ表題のようなことをするツールを暇潰しに作っていました。

血液検査の結果をCSVにまとめて、これをJavaScriptで読み込んで表示するだけのもの。表とグラフで表示しますが、そこもJavaScriptで実装しています。今時のブラウザはローカルのファイルも読めるしクライアントサイドだけでもなんでもできちゃうんですね。Electronなんかも出ている中大分周回遅れな感想ですが……。CGIなんて要らなかったんや。

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図はヘモグロビンの値の遷移をグラフにしたもの。正弦波みたいになっていますが、腎臓を悪くすると赤血球を作るよう促すエリスロポエチンというホルモンが作られなくなり、貧血になります(腎性貧血)。そこでエリスロポエチン製剤という薬を投与して貧血の改善をするのですが、投与を続けると今度は血が多すぎ、という状態になってしまうので増えすぎると薬をやめて、やめるとまた貧血になるので投与を再開する……という繰り返しになるところが示されています。

しかし通年での数値を見ると下がるタイミングなども周期性がありそうですし、投薬をうまくコントロールすれば横ばいのグラフにもできそうに見えます。この辺AIが進歩すればうまいことやってくれそうな気がしますね。