Gシリーズ大体読み返し終わったのでWシリーズ読もうかな。
— wata_d (@wata_d) 2019年5月13日
S&Mシリーズとか電子版で買い直してもいいかなぁという気もするけど合本版で6000円かぁ
なかなか腰が重かったけど、読み始めたらめっちゃ面白い。今から200年後を舞台にした話で、他のシリーズと世界観を共有しているものの、時間も飛んでいるのでこれだけ読んでも楽しめると思うけど、でも楽しいと感じるのは真賀田四季を知っているから、のような気もする。
ミステリではなくSFで、ウォーカロンと呼ばれるアンドロイドが限りなく人に近づいている社会。人の寿命も限りなく伸びていく中、一方で生物の生殖機能が失われていてその原因は何か(割とすぐ判明する)。ウォーカロンと人の違いは、そもそも区別をする必要があるのか。生とは。みたいな話。
Gシリーズ後期3部作と完全に繋がっていて、これを読むとGシリーズも楽しい感じになる。最終巻はまだだけど、前作から1年になるしそろそろ来るのではと期待。
登場人物がみな察しが良すぎてちょっと置いていかれるシーンもあり、加部谷みたいなキャラは大事だなぁ、などと思ったり。
これより前の時代の話である「女王の百年密室」も10年以上前に読んでいるけど完璧に忘れていて、これも読み直したくなってくる。この調子で無限ループできそうだな……。
彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? Wシリーズ (講談社タイガ)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/10/20
- メディア: Kindle版
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