VC とかには警告 (warning) をエラーとみなし、 1 つでも警告のあるプログラムのコンパイルができなくなるようなオプションがありますが、これ、 C++ Builder でも同様のことができるようです。ヘルプを眺めていたら発見しました。
コマンドラインオプションで -gn
を指定すると良いようです。このオプションは「警告が n 回に達したらコンパイルを停止」するというもので、この n の値を 1 にしてやることで、警告が 1 つでも発生した時点でコンパイルが止まるという寸法です。ただし、これは IDE からは設定できませんので (多分)、プロジェクトファイル (.bpr) をエディタで開いてコマンドラインオプションを追加 (CFLAG のところ) してやる必要があります。
試してみたら、確かに最初の警告が出た時点で「エラーあるいは警告が多すぎる」と言われてコンパイルが止まりました。素晴らしい。
さあ早速開発中のプログラムにも組み込むぞ!! ……といきたいところですが、やってしまうと 1000 を超える警告と戦う羽目になってしまうので、しばらくお預けかな……できれば、近いうちに駆逐したいところではあるのですけれども。
でもこの値、デフォルト値は 100 らしいですが、手元のソースは 100 個以上の警告が出てるのになんでコンパイルできるんでしょうね?