去年読んだ巨神計画の続き。巨大な人の手のようなパーツを見つけて、これは他にもあるんじゃね?と探すところから始まる話。インタビューログやラジオの記録とかを読み進める形式で、メインはインタビュー。インタビュアーと呼ばれる人物と各登場人物の1対1の会話によって話が進んでいく。地の文がなく、脚本のような感じ? あるいはネットでよくある会話形式のSSみたいな。読みやすいし徐々に明かされる設定が面白く一気読みしてしまった。
- 作者: シルヴァン・ヌーヴェル
- 出版社/メーカー: 東京創元社
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巨神計画の最後がすごい展開で、続きが待ち遠しい!と思ったんだけどすぐ忘れて、さらに加齢によって時間の流れが速くなっているのもありあっという間に1年経ち、続編が出ていました。それが巨神覚醒で、発売日に即買って読みました。これ単体ではそんなに大きく話が進んでいない感じだけれど、今回もいい引きで続きが待ち遠しくなる。次で完結の予定のようなので、楽しみに待ちたいと思います。いや、待たずにまた忘れておいた方がいいのか?
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地の文がないのでたまに一人語り(登場人物はログを残すことを求められており、何かするときにも口頭で喋りながらやるというていになっている)で話が進むところがあるのが微妙にへんてこな感じがするところもあるけどまあ、ドラマCDみたいなものと思えば受け入れられはするかな。