閑古鳥

オールドプログラマの日記。プログラミングとか病気(透析)の話とか。

Jupyter Notebookで実行結果をキャッシュしながらトライアンドエラーをする

たぶん、ごくごく基本的な使い方だと思いますが。

import pandas as pd
df = pd.read_excel('./data.xls') # これに数十msかかる
# dfを使って何かする

みたいなことをそのままやろうとすると実行する度にファイル読込を行われて効率が悪いので、3行目以降のセルを分けて、pd.read_nantokaまであらかじめ実行しておき、次のセルでdf変数を見ながらトライアンドエラーでやっていくといい感じ。

前のセルの実行結果がキャッシュされているので次のセルでもdf変数は有効だし、これを触って色々試せます。

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三体II 黒暗森林読んだ

今度は発売日の0時に入手しました。これができるのが電子書籍のいいところですね(配信日が紙よりずらされていなければ、ですが)。まあ紙の本はフライング販売しているところだともっと早く手に入れることもできるぽいですが。

2巻は1巻で提起された問題へどう対処するか、という話。具体的には書けないけど、SFかと思ったらミステリになったりしてこれまた面白かった。まあ純粋なミステリというにはややフェアではないというか、スケールでかすぎてバカミスみたいになっていますが(笑)。

なんだかキリのいい終わり方で、続きがあると知っていなければこれで完結かとも思えたかも。まだネタは残っているし、続刊の副題と本作で明らかになった宇宙の真実からすれば、もっと大きな山が残っているんだろうとは予想が付きますが。次は2021年の春だそうで、意外と早く読めそうです。続きも楽しみ!

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

制汗ペーパーが結構効いた

寝ようとしたらやたら汗かいて、暑いし気持ち悪いしで寝付けなかったけど、制汗ペーパーで拭いてみたら思ったより涼しくなってよかった。

www.mandom.co.jp

汗も止まるし、冷感効果はメントールなのかな? 無理に汗を止めると熱中症の懸念がありそうな気もするけど、かなり過ごしやすくなりました。

ペットのソフトウェア化

最近はAIものの小説をよく読むけど、擬人化より先にペットのAI化がきそう。というかnintendogsとかとっくの昔からあるけど、スマホやARグラスの中で生きるAIを飼う方が倫理的にも良い気がする。物理的な実体がほしければaiboもあるし。

愛玩動物の売買は禁止した法がいいんじゃないの派なのでそういう発想になるのかなぁ*1

ただ、AIに人権を認めるべきかみたいな話はSFではお約束だけど、そうなると動物愛護法をペットAIにも適用すべきか、みたいな話も出てきそうではある。AIに権利を認めるなら、人がそれを物として所有するのは倫理的に認められない方向に行くのだろうか。

そういえば息吹というSFに、AIにストレスを与えて進化するか試すのが結構グロテスクな実験に見えた話があったなぁ。人が同情する余地は十分ありそう。いま思えば先日の「タイタン」もこの作品の影響を受けていたりするんだろうか。

息吹

息吹

全然関係無いけど最近は自分の子供の写真であっても許可を得ずにインターネットにアップロードするのを避ける人が出てきて、個人的にはとてもいいことだと思っていますが、同様にペットの画像を許可無く上げるのはどうなのか、という話も出てこないのかなーと思ったり。今のところ観測したことはなく、許可なんて取れないんだからそもそも不毛すぎる話ではあるんですけど。

*1:と言いつつ、別にヴィーガンとかでもないのですけれど

Obsidianでブログの下書きを書いてみている

Obsidianでブログの下書きを書くのが、今までのどのツールよりも快適。

Markdownで書けるのでここで書いたものをそのままコピペできるし、ローカルアプリだから新規作成時に待たされることもないので、何か浮かんだらCtrl+Nでシュッとファイル作って書ける。…まぁ、コピペとかしている時点でかつてのxyzzy+nDiary-mode+ftp-modeには叶わないんですけど…そのうちプラグイン作れるようになるかな?

普通のテキストエディタ(VS Codeとか)と操作感は大して変わらないけど、作ったファイルの保存先を指定しなくていいとか、余計な事を考えなくて良いのも楽。WebアプリだとScrapboxでも同じことができると思うけど、やっぱり通信が挟まらないのは快適さに影響してそう。

他にOneNoteもあるけど、これは何か書く前にセクションを移動したりする必要があるし、WYSIWYGなのははてなブログとは相性が悪かったりして。普通のメモとかにはいいんですけどね。

Obsidianの弱点としてはタイトル=ファイル名なので考えることは減るけど、ファイル名に使えない文字(スラッシュやコロン)が見出しに入れられないくらいでしょうか。

www.little-cuckoo.jp

扇風機も買った

数年前に買った扇風機がいつの間にか壊れて電源が入らなくなったので、除湿機に続いて新しいのを通販で買いました。2-3000円くらいのでもよかったのですが、10万円もらえるしということでそこそこのスペックのを買ってみました。さすがに一番いいのは何万もするので、やりすぎかなと日和った次第(PCとかはわりと「一番いいのを頼む」をやってしまうんですけど)。

リモコンもついているので面倒くさがりにも良さそうですね(無くしそうですが)。

早速付けてみましたが、部屋の中に風があるだけで体感温度が1度以上下がるみたいで一気に快適になりました。まだエアコンなくてもやっていけそう。

なんとかの剃刀 もしくは ATOKのナントカ変換

「○○の剃刀」という言葉が2つあって、どっちがどっちだっけ?となってしまう。左右盲みたいなものだろうか…(単に記憶力がないだけ)。

剃刀の種類(?) 意味
オッカムの剃刀 「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」
ハンロンの剃刀 「愚かさによって十分に説明できるものを悪意のせいにしてはならない」

自分の場合ハンロンの剃刀の方が脳内での出番が多いんだけど(みんな陰謀論が好きすぎてインターネットに溢れていますからね)、シュッと出てこないんですよね。

で、そういえばATOKに数年前にナントカ変換実装されてたなーと思って試してみた。

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「なんとかのかみそり」と打ってTABで両方出てきて、オッカムの剃刀は辞書にも登録されているようで注釈も出てくる。これでググらなくても使えそう?