閑古鳥

オールドプログラマの日記。プログラミングとか病気(透析)の話とか。

Audibleで本を聞く

プロが朗読してくれた本を買えるサービス。結構良い体験なのですが、一冊聞き終えるのに数ヶ月と意外と時間がかかってしまった。今はAudibleというサービスを利用していて、これは月額1500円のサブスクリプションで毎月一冊分の書籍と交換できるコインが支給されるという形態。月に二冊以上聞きたい場合は普通にお金を出して買う感じ。ちょっとセコい気もするけど一冊聞くのに1ヶ月以上かかるとなるとそれでもコインが余ってしまいどうしたものやら、といったところ。まぁ余ってるうちは退会すればいいだけなんですが。

月額1500円という値付けだけど、サイトを見ればわかるとおり一冊分の値段をしてみるとそんなに高くないです。新書やライトノベルなど割引がついているものも多いですが、3000円を超えている本が多いです。書籍と比べると高いんですが、これを作るのにかかるお金を考えるとそんなものなのかな? という気もします。

ライトノベルでも一冊10時間くらいあり、10時間の本を朗読するには10時間以上かかるわけで、フルタイム(8時間)でどんなに効率よくやっても3日はかかるんじゃないでしょうか。1週間として、声優さん含めた収録する人の人件費、編集にかける時間やスタジオの設備費を考えると……いくらくらいになるんだろう? プログラマなんか一人でも20万くらい取りますが、その感覚で考えると……。

売れる数もまだまだ少ないでしょうし、値段が3倍でも売る側が割に合っているのか、と考えてしまいますね。

そういう風に考えると視覚障害のある人はエンタメにアクセスするコストも健常者よりずっと高くて、まだまだバリアが多いなぁと感じます。まぁ最近は電子書籍を機械に読み上げることもできるようにはなってきていると思いますが、やっぱりプロの声優さんの朗読はリーダビリティ(?)が良くて進化の余地があるなと思います。ボイスロイドの進化もすごいのでかなりいいところまで追いつきそうでもありますが。

なんか全然関係無い話になってしまった。

聞くのに時間がかかるのは、家では動画を見ちゃうし電車では本を読んでしまうからで、聞くのが歩いている時くらいでそれも習慣化できていないからなんですよね。ジムとかでももっと聞く時間を増やせれば一月に一冊くらいはいけそうなんですが。もうしばらく試してみたい。夜聞く手もあるんですけど絶対寝落ちするし、どこまで聞いたかわからなくなりそうなのでダメですね…。